原料費調整(スライド)制度について

ガス料金調整額について

原料費調整制度とは

都市ガス料金の透明性を高めるために導入された制度で、為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に対応して、毎月ガス料金を自動的に調整するしくみです。

原料価格・従量料金単価について

「基準平均原料価格(料金改定時に基準とした値)」と「平均原料価格(料金適用月の3ヶ月前から5ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNG及びブタン輸入価格により算定)」との差額に基づいて、ガス1立方メートル当たりの従量料金単価を調整します。

原料価格の変動について

財務省が発表する貿易統計実績に基づき算定します。
ガス料金の大幅な上昇を避けるため、原料費調整の上限値(基準平均原料価格の+60%)を設定し、大幅に「平均原料価格」が上昇しても、上限値以上はガス料金に反映されない仕組みを設けています。

①平均原料価格が基準平均原料価格を下回る場合は、従量料金単価をマイナス調整します。
②平均原料価格が基準平均原料価格を上回る場合は、従量料金単価をプラス調整します。
③平均原料価格が基準平均原料価格を160%を超える場合は、上限値をもって調整します。

〈 原料価格・従量料金単価調整額 平成30年5月調整分 〉

1.原料価格変動額

基準平均原料価格 料金改定の際に基準とした原料価格

(1)66,100円/t
(固定)

平均原料価格 貿易統計実績
平成29年12月から平成30年2月の平均値
LNG平均輸入価格(貿易統計実績値) 49,830円/t
ブタン平均輸入価格(貿易統計実績値) 69,590円/t
平均原料価格(LNG換算トン当たり) (2)50,470円/t

平均原料価格=LNGの平均輸入価格×0.9749 (注1) +ブタンの平均輸入価格×0.0272 (注2)

(算定結果の10円未満の端数は四捨五入)
注1:原料のLNG構成比率
注2:原料のブタン構成比率に、ブタンからLNGへの換算係数を加味したもの

原料価格変動額 平均原料価格-基準平均原料価格=原料価格変動額

(2)50,470円/t(1)66,100円/t=(3)-15,600円/t

(100円未満切捨て)

2.従量料金単価の調整

調整額(税抜)  

-15,600円/t×0.086÷100=-13.42円/m3

(小数点第3位切上げ)

従量料金単価の調整額
H30.5検針分
適用の調整額(a)
[円/m3
H30.4検針分
適用の調整額(b)
[円/m3
増減
(a)-(b)
[円/m3
-13.42 -14.71 1.29(税抜)
    1.3932(税込)

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