原料費調整(スライド)制度について
ガス料金調整額について
原料費調整制度とは
都市ガス料金の透明性を高めるために導入された制度で、為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に対応して、毎月ガス料金を自動的に調整するしくみです。
原料価格・従量料金単価について
「基準平均原料価格(料金改定時に基準とした値)」と「平均原料価格(料金適用月の3ヶ月前から5ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNG及びブタン輸入価格により算定)」との差額に基づいて、ガス1立方メートル当たりの従量料金単価を調整します。
原料価格の変動について
財務省が発表する貿易統計実績に基づき算定します。
ガス料金の大幅な上昇を避けるため、原料費調整の上限値(基準平均原料価格の+60%)を設定し、大幅に「平均原料価格」が上昇しても、上限値以上はガス料金に反映されない仕組みを設けています。
①平均原料価格が基準平均原料価格を下回る場合は、従量料金単価をマイナス調整します。
②平均原料価格が基準平均原料価格を上回る場合は、従量料金単価をプラス調整します。
③平均原料価格が基準平均原料価格を160%を超える場合は、上限値をもって調整します。